■殺風景なコンクリートは「後から」変えられるか?
新築時に予算の都合で、あるいは「とりあえずシンプルでいい」と考えて、駐車場やアプローチを一般的な土間コンクリート(金鏝仕上げ)にした方は多いでしょう。しかし、住み始めてから数年が経ち、「やっぱり殺風景で味気ない」「タイヤ痕や汚れが目立って気になる」「隣の家のようにおしゃれな外構にしたい」と後悔するケースは少なくありません。
結論から申し上げますと、スタンプコンクリートは新築時だけでなく、既存のコンクリートがある状態からでも「後から」施工することが可能です。リフォームによって、無機質な灰色の地面を、まるで本物の石畳やレンガ敷きのような温かみのある空間へと生まれ変わらせることができます。
ただし、何もない更地に施工する新築時とは異なり、リフォームならではの制約や注意点が存在します。現状のコンクリートの状態や、求める耐久性によって選ぶべき工法が変わってくるため、正しい知識を持って検討することが失敗しないための鍵となります。
【目次】
- ■方法①:既存コンクリートの上から施工する「オーバーレイ工法」
- ■方法②:解体して新設する「打ち直し」が選ばれる理由
- ■「上塗り」か「打ち直し」か?失敗しないプロの判断基準
- ■リフォームこそ技術力が命。静岡・焼津で選ばれる「タフテックス」
- ■夜の景色も一変させる。照明とスタンプコンクリートの同時リフォーム
■方法①:既存コンクリートの上から施工する「オーバーレイ工法」

「今あるコンクリートを壊さずに、なんとかしたい」と考える場合に検討されるのが、オーバーレイ(薄塗り)と呼ばれる工法です。これは、既存のコンクリート表面に専用のプライマー(接着剤)を塗り、その上から特殊なモルタルを1センチ程度の厚みで塗り付け、型押しをして仕上げる方法です。
・オーバーレイのメリットとリスク
最大のメリットは、既存のコンクリートを解体・撤去する必要がないため、廃材が出ず、工期が短く済み、解体費用を抑えられる点です。「少しでも安く、手軽に雰囲気を変えたい」という場合には魅力的な選択肢となります。
しかし、デメリットも理解しておく必要があります。あくまで「薄い化粧層」を上に乗せているだけなので、下地となる既存コンクリートの影響をダイレクトに受けます。もし下地のコンクリートが動いたりひび割れたりすれば、上の層も一緒に割れてしまいます。また、車両が乗り入れる駐車場のような過酷な環境では、タイヤの据え切り(停止状態でのハンドル操作)などの負荷により、表面が剥離するリスクが、一体型のスタンプコンクリートに比べて高くなる傾向があります。
■方法②:解体して新設する「打ち直し」が選ばれる理由

もう一つの方法は、既存のコンクリートを一度解体・撤去し、路盤から作り直して新しいコンクリートを打設する「打ち直し」です。スタンプコンクリート本来の工法であり、生コンクリートが固まる前に型を押し、躯体そのものにデザインを施します。
・耐久性と美観を追求するなら「打ち直し」
解体費用や残土処分費がかかるため、オーバーレイに比べて初期費用は高くなります。また、工事期間中は駐車場が使えなくなるという不便さもあります。しかし、耐久性の面では圧倒的に有利です。
コンクリートの厚みをしっかりと確保し、ワイヤーメッシュなどの補強材を適切に入れることで、強度が高い舗装が完成します。表面だけを塗るのではなく、コンクリートの塊そのものがデザイン層となるため、表面がペラっと剥がれるような心配がありません。「せっかくリフォームするなら、あと数十年はメンテナンスを気にせず使いたい」「新築のような完璧な仕上がりにしたい」と考える方には、間違いなくこちらが推奨されます。特に、重量のある車が乗る場所では、長期的なコストパフォーマンスを考えると打ち直しが正解となるケースが多いのです。
■「上塗り」か「打ち直し」か?失敗しないプロの判断基準

「うちはオーバーレイで安く済ませたい」と思っても、現場の状況によっては施工できない、あるいは施工をお勧めできない場合があります。プロがリフォーム方法を判断する際に見ているポイントは、単なる「見た目の古さ」だけではありません。
・既存コンクリートの「ひび割れ」と「勾配」
まずチェックするのは、既存のコンクリートに入っているクラック(ひび割れ)の状態です。髪の毛程度の細いひび割れなら補修してオーバーレイが可能ですが、段差ができているような大きな亀裂や、地盤沈下が疑われるような割れ方をしている場合は、上から塗ってもすぐに同じ場所が割れてしまいます。この場合は、基礎からやり直す「打ち直し」が必須となります。
また、雨水を流すための「勾配(傾斜)」も重要です。オーバーレイを行うと地面の高さが1センチほど上がります。これにより、玄関ドアが開かなくなったり、雨水が家の方へ逆流したりする恐れがある場合は、高さを調整できる打ち直しを選択するか、周囲の構造物との取り合いを慎重に検討する必要があります。
・DIYでの施工は可能か?
ホームセンターなどで簡易的な補修材が販売されているため、「自分で塗れないか」と考える方もいらっしゃいます。しかし、スタンプコンクリート(特にオーバーレイ)は、下地処理、プライマーの塗布、モルタルの配合、型押しのタイミング、着色、トップコートと、非常に工程が多く、高度な技術を要します。特に下地処理が不十分だと、施工後数ヶ月でパリパリと剥がれてくることがほとんどです。長く使う場所だからこそ、DIYではなく専門業者に依頼するのが賢明です。
■リフォームこそ技術力が命。静岡・焼津で選ばれる「タフテックス」

リフォームは新築以上に現場の状況判断が難しく、施工店の経験値が問われます。静岡県焼津市を中心に活動する株式会社 成了エレクトラインでは、お客様の現状をしっかりと診断した上で、最適なスタンプコンクリート工事をご提案しています。
・「タフテックス」で実現する高耐久リフォーム
当社が採用している「タフテックス」は、耐久性と美観を兼ね備えた高品質なスタンプコンクリート工法です。特にリフォームにおいて「打ち直し」を選択された場合、タフテックスの強みである「コンクリート一体型の強固な層」を作ることができるため、タイヤの摩擦による色剥がれや表面の剥離を心配することなく、長期間美しい状態を維持できます。認定施工店(代理店本部・ストロング・ベスト・セレクション認定)としての確かな技術で、既存の駐車場をホテルのエントランスのような空間へと一新させます。
・解体から仕上げまで自社一貫対応
既存コンクリートの解体工事から、残土処分、路盤調整、そしてスタンプコンクリートの施工まで、責任を持って対応いたします。中間マージンを抑えつつ、現場の状況に合わせた柔軟な施工が可能です。「今のコンクリートを活かせるか見てほしい」といった現地調査のご依頼も承っております。
https://www.seiryo-el.jp/stanpetconcrete
■夜の景色も一変させる。照明とスタンプコンクリートの同時リフォーム
外構リフォームの際、地面を綺麗にするだけで満足していませんか? 実は、スタンプコンクリートの魅力を最大限に引き出すのは「夜のライティング」です。しかし、コンクリートを打ってしまった後から配線を通すのは非常に困難で、露出配線になってしまい見栄えが悪くなることがよくあります。
・電気工事のプロだからできる「光の演出」
成了エレクトラインは、電気工事と外構工事の両方を専門とする珍しい会社です。コンクリートを解体して打ち直すタイミングであれば、地中に配管を埋設し、アプローチライトやポールライト、植栽を照らすスポットライトなどをスマートに設置することが可能です。
スタンプコンクリートの凹凸が作り出す陰影は、ライトアップされることで昼間とは全く違う幻想的な表情を見せます。足元の安全性を確保するだけでなく、防犯効果も高まり、何より家に帰るのが楽しみになるようなエントランスが完成します。地面のリフォームと同時に、照明計画についてもぜひご相談ください。電気とデザインの融合で、お客様の理想を超える外構づくりをサポートいたします。

