絶対に甘く見てはいけない「漏電の危険性」

時代が進む中、便利な電化製品が数多く出回っており、私たちの生活に欠かせない存在となりました。しかし、電化製品を使用する際に注意しなければならないのが「漏電」です。また、漏電事故の危険性は、私たちの日常生活にも数多く潜んでいます。


漏電を甘く見ると、大きな火災事故に繋がる恐れもありますし、最悪の場合、命を落とすことにもなりかねません。

万が一の事態に遭遇しないためにも、漏電の危険性について認知しておきましょう。



漏電について

電気機器や電気配線には、電気が外に漏れないように塩化ビニールなどの絶縁物で覆われています。しかし長い年月が経つと、絶縁物の劣化が進行して被膜が剥がれ、外部に電気が流れて「漏電」が起こりやすくなるのです。


また、漏電は絶縁物の劣化だけでなく、水やホコリなど日頃の使用状態の悪さによって起こる恐れもあります。

さらに、私たち人間の身体は、電気を通しやすい性質を持っているため、漏電した電気機器に触れると感電する可能性が高くなります。


電流が弱いと一瞬のショックですむかもしれませんが、強い電流の場合は意識を失って火傷を負う恐れもありますので、電気機器を使用する際は細心の注意を払うように心がけてください。



漏電火災の恐ろしさ

漏電の際に最も恐ろしいのが火災です。漏電した電気機器をしばらく放置すると、その箇所から熱を発して煙が徐々に立ち上がり、パチパチと小さな炎が次第に大きくなります。


特に、ご家庭で火災事故が発生した場合、大切な家族の命を失うことにもなりかねませんので、決して漏電を甘く見てはいけません。また、地震が発生した時も漏電火災によって多くの方が命を落としています。


地震の被害といえば、建物崩壊や落下事故、窓ガラスの破壊など様々ですが、その中でも漏電火災の被害に遭うケースが多いです。地震の揺れと共に電気機器類の配線同士がぶつかり合い、その摩擦によって配線の被膜が破れて漏電し、火災に繋がります。


さらに、漏電火災は地震発生直後ではなく、数時間もしくは数日後に大規模な火災事故として現れる場合が多いので、地震発生時は身の安全を守ると共に必ずブレーカーを落とすようにしましょう。



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