スタンプコンクリートで実現した、こだわりの美しい外構。「でも、その魅力は昼間だけ」だと思っていませんか?夜、照明に照らされた外構は、光と影が織りなす陰影によって、昼間とはまったく違う幻想的でラグジュアリーな表情を見せてくれます。この記事では、スタンプコンクリートの魅力を120%引き出すための「外構ライティング」のコツを、照明の種類からデザイン別の演出方法、プロならではの注意点まで徹底解説します。
なぜ?スタンプコンクリートにこそ「ライティング」が効果的な3つの理由
ただ明るくするだけではない、外構ライティング。特に凹凸のあるスタンプコンクリートとは相性抜群で、取り入れることで大きなメリットが生まれます。
理由1:凹凸や質感が際立ち、昼間とは違う幻想的な表情を演出できる
スタンプコンクリートの最大の魅力は、石材やレンガ、木材などを模したリアルな凹凸と質感です。夜、下からや横から光を当てることで、その陰影がくっきりと浮かび上がり、昼間とはまったく異なるドラマチックな表情が生まれます。光が生み出す立体感が、ご自宅の外観をワンランク上の上質なものへと演出してくれるのです。
理由2:夜間の安全性を確保!アプローチや駐車場の足元を優しく照らす
夜の玄関アプローチや階段、駐車場は、暗いとつまずきや転倒の危険が伴います。足元を優しく照らすフットライトやポールライトを設置することで、ご家族やお客様が夜間でも安心して歩行できるようになります。デザイン性だけでなく、日々の暮らしの安全性を高める上でも、ライティングは非常に重要な役割を果たします。
理由3:灯りがもたらす安心感。不審者を寄せ付けにくい防犯効果も
適度な灯りは、人の心理に安心感を与えてくれます。また、暗がりをなくすことで、不審者が隠れる場所をなくし、侵入をためらわせる効果も期待できます。特に人感センサー付きのライトを設置すれば、人が近づいた時だけパッと明るくなるため、防犯効果はさらに高まります。
【プロが解説】スタンプコンクリートのデザイン別!おすすめライティング術
スタンプコンクリートのデザインによって、効果的な光の当て方は異なります。ここでは代表的なデザインパターンごとにおすすめのライティング術をご紹介します。
石畳風(アシュラースレート等)には「アッパーライト」で、凹凸の陰影をドラマチックに強調
ランダムな形の石を組み合わせたアシュラースレートのようなデザインには、下から上へ光を当てる「アッパーライト」が最適です。一つひとつの石の凹凸や輪郭が影によって際立ち、重厚感と高級感が一気に高まります。壁際や植栽の根元に設置し、壁面や樹木を照らし上げるのも効果的です。
レンガ風(ヘリンボーン等)には「グランドライト(埋め込み照明)」で、温かみのある上質な雰囲気に
レンガをV字に組んだヘリンボーンのようなデザインには、地面に埋め込む「グランドライト」がよく合います。床面から漏れるような柔らかな光が、レンガの持つ温かみのある雰囲気を引き立て、上質な空間を演出します。駐車スペースに施工しても、車の乗り入れの邪魔にならないのが大きなメリットです。
木目調(ウッドプランク等)には「ポールライト」を使い、ナチュラルな奥行き感を演出
本物の木のような質感を再現した木目調のデザインには、一定の高さから周囲を照らす「ポールライト」がおすすめです。柔らかな光が木目のテクスチャをふんわりと浮かび上がらせ、ナチュラルで優しい雰囲気を醸し出します。アプローチや庭の小道に沿って等間隔に設置すれば、空間に奥行きが生まれ、歩くのが楽しくなります。
おしゃれで機能的!場所別に見る効果的な照明計画のポイント
デザインだけでなく、場所の用途に合わせて照明を計画することも重要です。
玄関アプローチ:足元を導くフットライトで、毎日通る道を安全で心躍る空間に
住まいの顔である玄関アプローチは、安全性を第一に考えつつ、デザイン性も重視したい場所。足元を優しく導くフットライトや、ライン状に光るバーライトなどを設置すれば、毎日の帰宅が楽しみになるような心躍る空間になります。
駐車場・カースペース:人感センサー付きスポットライトで、利便性と防犯性を両立
駐車場には、車から降りた時や荷物を出し入れする際に手元・足元をしっかり照らしてくれる明るさが必要です。必要な時だけ点灯する人感センサー付きのスポットライトなら、電気代も節約でき、防犯対策としても非常に有効です。
お庭・テラス:植栽や壁を照らして、空間に広がりと立体感をプラス
お庭やテラスは、ただ床面を照らすだけでなく、シンボルツリーやおしゃれな壁面を照らすことで、空間に立体感が生まれます。室内のカーテンを開けた時に、ライトアップされた庭が目に入ると、まるで一枚の絵画のよう。室内からの眺めも格段に向上します。
照明選びの基本と気になる電気代。知っておきたい基礎知識
照明器具の主な種類(アッパーライト、ポールライト、フットライト、スポットライト)
外構で使われる照明には、下から照らす「アッパーライト」、高さのある「ポールライト」、足元を照らす「フットライト」、特定の場所を強く照らす「スポットライト」などがあります。これらを適材適所で組み合わせるのが、プロの腕の見せ所です。
省エネ・長寿命・虫が寄りにくい!外構照明は「LED」一択の理由
現在、外構照明の光源は「LED」が主流です。消費電力が少なく電気代が安い、寿命が長く電球交換の手間が少ない、そして紫外線や熱をほとんど出さないため虫が寄りにくいなど、メリットが非常に多く、屋外での使用に最適な光源と言えます。
LED照明ならこんなに安い!気になる電気代の目安
例えば、3WのLEDアッパーライトを5台、毎日6時間点灯したとします。1ヶ月の電気代は、わずか約84円程度(※)。消費電力の大きい昔の電球と比べると、驚くほど経済的です。これなら、電気代を気にすることなく、毎日ライトアップを楽しめますね。
※1kWhあたり31円で計算した場合。
失敗しないために!プロが教える外構ライティング3つの注意点
注意点1:「明るすぎ」はNG!ご近所への配慮(光害)を忘れずに
おしゃれにしたいからと、やみくもに照明を多用して明るくしすぎると、光が隣家の窓に差し込んだりして、ご近所トラブル(光害)の原因になることも。必要な場所に必要なだけの光を届ける、メリハリのある計画が重要です。
注意点2:メンテナンスや交換も考慮した器具選びと設置場所
照明器具もいつかは寿命が来ます。電球交換や器具本体の交換がしやすい場所に設置されているか、また、雨水に強く錆びにくい素材でできているかなど、メンテナンス性も考慮して器具を選びましょう。
注意点3:漏電対策や美しい配線が重要!電気工事は専門家におまかせを
屋外の電気工事は、漏電や感電の危険を防ぐため、資格を持った専門家でなければ施工できません。また、配線を地中に埋めたり、建物の壁に沿わせたりと、景観を損なわないよう美しく処理するのもプロの技術です。DIYは絶対に避け、必ず専門業者に依頼しましょう。
スタンプコンクリートも照明も。成了エレクトラインならワンストップで理想の外構が実現します
スタンプコンクリートと外構ライティング。この2つを高いレベルで両立させるなら、ぜひ私たち株式会社成了エレクトラインにご相談ください。
外構と電気工事のプロだからできる、最適なトータルプランニング
私たちは、エクステリア工事と電気工事、その両方を専門とするプロフェッショナル集団です。別々の業者に頼む必要がなく、打ち合わせから施工までワンストップで対応可能。お客様のご予算やご希望に合わせて、最適なトータルプランをご提案します。
スタンプコンクリートのデザインを熟知した上で、その魅力を最大限に活かす照明をご提案
私たちはスタンプコンクリートの施工実績が豊富です。どのデザインに、どの角度から、どんな光を当てれば最も美しく見えるかを熟知しています。お客様が選んだスタンプコンクリートのデザインに合わせて、その魅力を120%引き出す照明プランをご提案できるのが、私たちの強みです。
配線も景観を損なわないよう美しく施工。プロの技術が光ります
「せっかくおしゃれにしたのに、配線が丸見えで台無し…」なんてことは絶対にありません。電気工事のプロとして、後々のメンテナンス性も考慮しつつ、配線が目立たないよう景観に溶け込ませる美しい施工を徹底します。
まとめ:光をデザインして、昼も夜も美しい自慢の外構を手に入れよう
外構ライティングは、スタンプコンクリートで仕上げた外構を、さらに特別なものへと昇華させる魔法のような効果を持っています。昼間は太陽の光の下でそのデザインを楽しみ、夜は計算された光の下で幻想的な表情を楽しむ。そんな、一日中見ていて飽きない、自慢の外構空間を手に入れてみませんか。
スタンプコンクリートと外構ライティングのご相談なら、私たちプロにお任せください!
「うちの外構に合う照明プランを提案してほしい」「概算の費用が知りたい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。ご相談、現地調査、プランニング、お見積もりはすべて無料です。
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